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19/01/25

【垢BANになる前に】YouTubeの有料プロモーション(タイアップ動画)で対応すべきこと

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1/22に人気YouTuberラファエルのメインチャンネルがアカウント停止(BAN)されるという衝撃ニュースがありました。 ※メインチャンネルの状況はこちら これは、YouTubeというプラットフォームが社会に与える影響が大きくなっていることをGoogle側が改めて認識し、企業の社会的責任に即して対応をしていることと見受けられます。

マーケターやYouTuberにおいても、同じ目線で理解し対応していく必要があるのではないでしょうか。 今回はGoogleが提示しているポリシーの変更点について共有していきたいと思います。

Googleポリシーの変更点

 12 月 頭よりGoogleがYouTubeにおける広告ポリシーガイドラインを変更しています。詳細はYouTubeのヘルプページのこちらをご確認ください。

今回のポイントとしては

  1. 有料プロモーション(タイアップ動画)を実施する場合は、YouTubeチャンネルの詳細設定より「スポンサーから対価を受け取ったプロモーションが含まれる」ことを示すチェックボックスをオンにする必要がある。
  2. 実施するタイアップ動画は YouTube の広告ポリシーに準拠している必要がある。(※後述します)
  3. クリエイターとスポンサーは、コンテンツ内の有料プロモーションについて開示する法的義務(いつどのような方法で誰に開示するかなど)を理解して、遵守する責任がある

の3点だと思われます。

「スポンサーから対価を受け取ったプロモーションが含まれる」のチェックボックスについて

YouTubeチャンネル側の詳細設定より、チェックボックスの対応を行うことで、動画の冒頭部分にて下記の赤枠部分のように「プロモーションを含みます」という 10 秒のテキストが流れることになります。

視聴者の印象としては大きな変更はなさそうですが、こちらの対応を行うことで、どのチャンネルがタイアップ動画を行っているのか、また、その動画の内容をYouTube側に報告することが義務付けられたことになります。

次で説明するYouTubeの広告ポリシーに反してる場合は、動画自体を YouTube から削除される可能性があり、繰り返し違反するとチャンネル レベルで措置が講じられる、とのことです。

また、広告主に提供する価値を保護するため、動画の合間に流れるTrueview広告では、タイアップ動画にて紹介しているスポンサーと競合する場合は別の広告に置き換えられることがあるそうです。

(例:自動車会社 A のブランドを紹介したタイアップ動画をアップロードした場合に、その動画の広告スペースを自動車会社 B に販売すると競合が生じるために、別の企業の広告に差し替えられることがある)

YouTubeの広告ポリシーについて

YouTubeの広告ポリシーから読み解くと、下記の商材はタイアップ動画にて行うとポリシー違反となる可能性があります。

  • 出会い系アプリの宣伝 ※1
  • 医薬品の販売リンクを含んだ宣伝
  • 性的なサービスの宣伝
  • バイナリーオプション
  • 極めてリスクの高い金融商品の宣伝

※1:性行為を目的とした出会い系を指していますが、昨今のマッチングサービスはそういったサービスとパッと見て審査できずグレーゾーンになりそうです。(場合によってはBANされる可能性も理解しておく必要があると思います) IPR REPORTの見解のために、詳細はYouTube の広告ポリシーをご確認ください。

特に出会い系アプリに関しては、これまでYouTube上にて多くのタイアップ動画が行われており、これからはポリシー内容を確認していく必要がありそうです。

YouTubeのルールを正しく理解していく

今回は2018年12月頭に変更された広告ポリシーガイドラインについて紹介させていただきました。

YouTubeはコミュニティガイドラインや広告ポリシーへの違反に対する処置が厳しいために、しっかりとYouTubeのルールを理解した上で、YouTubeチャンネルの運営やタイアップ動画の実施を行うことで、非常に重要となります。 同時にYouTubeに関わる私たちも社会に与える影響を意識しながら、健全なマーケティングを心がけていくということを改めて認識していきたいと思います。

IPR REPORTでも、大きなルール変更があった際は取り上げさせていただきますので、小まめな確認を宜しくお願いします。

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